有名車種はこう出来た!~アウディA1の開発から現在まで~

アウディはドイツの自動車メーカーで多くの名車を生み出したブランドです。その中でもアウディA1はコンパクトなボディーが人気ですが、発売当初から現在までに披露されたコンセプトモデルの数々を紹介しますので、さらにA1に関する知識を深めて下さい。

A1の開発と誕生の瞬間!

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アウディのA1は、メトロプロジェクトクワトロやA1スポーツバック・コンセプトなどのコンセプトモデルを経て、2010年に初公開されました。日本国市場では、A1にちなんで2011年1月11日に日本で発売されました。
プラットフォームは、フォルクスワーゲンのポロと同様にA05が使用され、アウディ車のラインナップで最もコンパクトなエントリーモデルでとても人気があります。
発売当初のエンジンは1.4Lの直列4気筒TFSIのみで、7速Sトロニックとの組み合わせのみでした。そして2012年6月にスポーツバックが追加されました。1.4TSFIと1.4TSFIスポーツパッケージの2グレードが展開されて、メカニズムは3ドアと同様のものです。さらには、2014年11月にS1とS1スポーツバックが発売開始になりました。6速マニュアルトランスミッションと2L TFSIがクワトロシステムとともに組み合わされ発売当初と比べるとかなりバリエーション豊かで技術も進化しました。年々魅力的になるA1の走行性能は、もともとアウディユーザーではなかった人の興味を集め一気にアウディファンを獲得しました。

A1コンセプトモデルの立役者「メトロプロジェクト・クワトロ」

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メトロプロジェクト・クワトロは2007年に開催された東京モーターショーで発表されたコンセプトモデルです。
新しいハイブリットのパワートレインが特徴となり、4座席のコンパクトボディに電気モーターを搭載し後輪駆動の車として披露されました。
1度、リチウムイオン二次電池を充電させた場合には、時速100kmで走行した際の走行距離が最大100kmで燃料消費を最大15%低減でき、その技術力をアピールしました。動力源は個別に使用可能のため、前輪がマクファーソン・ストラットの4リンク式後部サスペンションの仕様や低消費エネルギーの電気機械式速度感応方パワーステアリングを搭載しました。見た目は、ほとんど量産型のA1と同じですが、アウディブースでのアピール度はかなり高く、多くの来場者の注目を集めました。このコンセプトモデルで、A1量産型の誕生に対する期待に相乗効果を与えました。
また2008年開催のライプツィヒ国際自動車ショーにて、A1プロジェクト・クワトロに名前を変えて、再びプロジェクトを展開させました。アウディプロジェクト設計者であるDany Garand氏が外装の担当としてデザインを発表しました。

電気自動車のコンセプトモデル「A1 e-tron」

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A1e-tronは、2010年にジュネーブモーターショーで発表されたA1の電気自動車仕様のコンセプトカーです。
定格出力は61PSで、瞬間出力は102Pの電気モーターを動力としたプラグインハイブリッドカーです。完全充電された場合のリチウムイオンバッテリーの最大走行距離は50kmになります。電池切れに備えた254ccのロータリーエンジンや20PSの発電機、12Lの燃料タンクを備えています。これを加えると走行距離が200km増えると推定されていました。そして2010年末にドイツのミュンヘンにて20台のA1 e-tronを使用した公道試験が始まりました。スマートなデザインに搭載されるスマートな技術はA1をさらに魅力的な車へと進化させてくれますよね。
以上のようにA1モデルは量産型だけではなく、数々のコンセプトモデルも登場しており、さらなる進化が期待されています。いつの時代にも最先端技術でカーライフを満喫出来る車を生み出してくれるアウディの将来性にはとても期待出来ます。アウディの中で最もコンパクトで、購入し易いエントリーモデルとしての価値をさらなる高みへと上昇させてくれることに期待しましょう。

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